上善は水の如し

2014-07-14

先日、とある会合の冒頭の挨拶で、老子の〝上善は水の如し”という言葉が出て参りました。
会合のあと、この言葉について調べると、水はあらゆるものに恵みを与えながら、争うことがなく、誰もが嫌う低いところへ自然に流れて、そこにおさまる。だから、人の道にかなっている。と、この言葉に続けて書いてあります。
また、水は、四角い器に入れば、四角くなり、丸い器に入れば、丸くなります。君主を器とし、民を水とするならば、君主しだいで、民はどのような形にでもなってしまう、つまり君主の政治次第で民の幸せは左右されるということです。
地方議員の資質が問われる昨今、議員としての器を今一度、見つめ直すことが大切です。

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