令和7年第5回各務原市議会定例会大竹大輔の当日の質問
颯清会の大竹大輔です。発言のお許しをいただきましたので、通告に基づき質問致します。
今回は、本市の合葬式墓地について、シニアクラブの在り方について、大きく2点質問致します。
まず、合葬式墓地の運用と今後のあり方について質問致します。
合葬式墓地については、かつて地域の皆さまからの声を受け、私自身も一般質問を行いました。
その後、本市でも整備が実現し、当時は迅速にご対応いただいたことに、まずは感謝申し上げます。
さて近年、少子高齢化や核家族化(かくかぞくか)の進行(しんこう)により、
「お墓を誰が継ぐのか」「将来、墓守(はかもり)をどうするのか」
このような お墓の承継(しょうけい)に対する不安 を抱える方が増えています。
かつては、家族や親族が近くに住み、代々お墓を守り続けてきました。
しかし現在は、団塊ジュニア世代をはじめ、就職や結婚を機に地元を離れ、市外・県外に生活拠点を移している方も多く、なかなか、この地へ戻れない現状があります。
子どもたちが家庭を築き、年に数回の帰省はあっても、
定期的に墓参りに来ることは容易ではありません。
その結果、従来のお墓では草抜きや掃除といった管理が行き届かず、
親が他界すれば、ますますこの地を訪れる機会が減っていく——
こうした課題を、多くの市民が感じておられます。
こうした社会情勢の中で、本市では 合葬式墓地 が整備されました。
合葬式墓地は、従来のように個人や家族で墓石(はかいし)を建てる形ではなく、
“一つの大きなお墓に多くの焼(しょう)骨(こつ)を共に埋葬する形式”であり、宗旨(しゅうし)・宗派(しゅうは)を問いません。
焼骨は20年間、骨壺のまま納骨室でお預かりし、その後、合葬室へ埋蔵(まいぞう)されます。
お墓の承継や管理に不安を抱える方が、安心して人生の最期を託すことができる、
時代に合った公共の供養(くよう)墓(はか)として、非常に意義ある取り組みだと考えております。
しかし、お墓の手続きは人生で何度も経験するものではなく、
市民の方から私のもとにも時折相談があります。
市のホームページや冊子などでも案内されていますが、
「制度の内容がちょっとわらないので教えてほしい」
「費用や申し込みの流れを教えてほしい」
「参拝の方法を知りたい」
といった声があることも事実です。
そこで本日は、
合葬式墓地の運用状況と今後のあり方について、6点質問いたします。
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まず、整備の経緯と使用状況、今後の必要性について伺います
本市の合葬式墓地は、令和元年、2019年に供用(きょうよう)開始(かいし)され、今年で7年目となります。これまで多くの市民の方が使用され、
「承継に不安があったが安心できた」
「宗派を問わず利用できるのがありがたい」
といった前向きな声が寄せられています。
一方で、
「申込み手続きをもう一度確認したい」
「場所が遠くアクセスが不便」
といったご意見も伺っております。
整備から一定期間が経過した現在、使用状況や市民の声、そして今後のご希望を踏まえ、あらためて検証・検討を進めていくことが必要であると考えます。
以上を踏まえ、次の2点について伺います。
1つ目の質問、2019年の供用開始から現在までの使用区画数はどのようになっていますでしょうか。また、その内訳についてお答えください。
2つ目の質問、少子化・単身世帯の増加を踏まえ、今後も整備や拡充は必要と考えますでしょうか。つまり、このままの規模で足りるのか伺います。
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続いて、供養(くよう)方法(ほうほう)について伺います。
合葬式墓地は、市が責任を持って焼(しょう)骨(こつ)をお預かりし、一つの大きなお墓に多くの焼骨を共同で埋蔵(まいぞう)することが特徴です。一方で、利用される方にとっては、個人で参拝される際の花や線香の取り扱いなど、供養方法や参拝ルールに関する情報が、より分かりやすく示される必要がある と感じています。
以上を踏まえ、伺います。
3つ目の質問、供養(くよう)方法(ほうほう)や参拝ルールの周知は十分でしょうか。また、課題があるのであれば、今後、改善する考えはあるか伺います。
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続いて、市民周知と相談支援について伺います。
合葬式墓地は、知っていれば安心できる制度です。しかし、制度を十分に知らないまま手続きを進めてしまう市民もおられ、非常にもったいない状況だと感じています。
市では、窓口での案内をはじめ、ホームページやパンフレットなど、さまざまな方法で情報提供に取り組んでおられます。ただ、「墓じまい」や「改葬(かいそう)」を検討される市民が、安心して相談できる 相談窓口の充実 も、今後ますます重要であると考えています。
以上を踏まえ、4つ目に質問、墓じまいの方法など、市民への周知・広報、そして相談窓口の充実は、今後どのように強化していくのか伺います。
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続いて、今後の方向性と多様な供養のあり方について伺います。
供養の形は、時代とともに大きく変化しています。樹木葬、納骨堂、合同(ごうどう)慰霊(いれい)碑(ひ)など、家族単位から個人単位へ、そして自然志向へと、多様化が進んでいます。
ただ、供養とは単なる形式ではなく、亡くなった方を敬い(うやまい)、生きる者が心を通わせる行為 であることは変わりません。
本市の合葬式墓地は、その第一歩であり、今後、多様な供養の形にどう対応していくかが問われています。
以上を踏まえ、5つ目の質問、多様化する供養のあり方に、市は今後どのように対応していくのか伺います。(要望としては多くはないが、樹木葬などへの考えも含めてお答えください。)
そして最後の質問です。利用者や市民団体など、幅広い意見を反映する仕組みを構築(こうちく)する考えがあるか伺います。
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以上、6点について質問いたします。
続いて、「シニアクラブの在り方」について質問いたします。
実は私自身も、地域のシニアクラブに賛助(さんじょ)会員(かいいん)として参加しております。
行事への参加や、会員の皆さまとの交流を通じ、改めて、シニアクラブが地域の支えとして非常に大きな役割を果たしていると実感しているところです。
一方で、現場に参加しているからこそ、「会員の高齢化」「役員の担い手不足」そして「活動費の不足」など、さまざまな課題を肌で感じる機会も少なくありません。
このままでは、地域の大切な資源・活力であるシニアクラブが弱ってしまうのではないか、その危機感を持ち、今回このテーマを取り上げました。
それでは、現場の声とあわせて、地域のクラブによって違いがあると思いますが、現状の課題を整理いたします。
【現状の課題】
① 会員の減少と高齢化
60代以下の入会が少なく、後期高齢者が中心となっている。
② 役員の担い手不足
会計、事務、行事運営などの負担が大きく、役職を引き受けにくい状況が続いている。
③ 活動内容が多様化している
団塊ジュニア世代や60代などの若いシニア世代を中心に、健康づくり・デジタル学習・地域貢献など、多様なニーズがある。
④ 団体間連携の不足
自治会、社協、子ども会、防災組織などと協働できれば、地域力は大きく向上すると考える。
⑤ 活動費の不足(重要)
物価高騰、旅行などで使うバス借上げ料や保険料の上昇などにより、「活動を縮小せざるを得ない」という声がある。現場に参加している身として、活動費の不足は最も深刻な課題のひとつであると感じている。
など、課題があります。
これらを踏まえ、3点質問致します。
まず、ICTを活用したシニアクラブ活動の支援について伺います。
本市ではすでに、高校生が先生となるスマホセミナーや、フレイル予防を目的としたスマホ教室など、デジタル活用を促進する取り組みが進められています。こうした取組は、シニア世代がICTに親しみ、無理なく活用を始めるうえで大変有意義なものだと感じています。
今後は、これらの取組をさらに発展させ、
・行事参加の申込みや出欠確認
・会員への情報発信
・名簿管理や記録整理
といった日常のクラブ運営にもICTが活用できるよう支援の幅を広げていくことで、役員の負担軽減だけでなく、シニアクラブ活動全体の活性化にもつながると考えます。
以上を踏まえ、シニアクラブ活動のICT活用支援を今後どのように強化していくのか、市の見解(けんかい)を伺います。
続いて、2つ目の質問、シニアクラブの将来を見据えた参加・加入促進について伺います。
シニアクラブの未来の担い手となる60代の方々は、健康づくり、学び直し、地域貢献など、多様な意欲を持つ世代です。同時に、まだまだ仕事をされている現役世代でもあります。
この「若いシニア層」が参加しやすい活動内容や環境づくりを整えることは、今後のクラブの活性化にとって非常に重要です。
また、参加しやすい環境整備だけでなく、加入する魅力やメリットがわかりやすく伝わる仕組みづくりも求められています。活動の価値を実感できる仕組みがあれば、自然と加入が進むことが期待できます。
以上を踏まえ、若いシニア層の参加促進と加入に向けた仕組みづくりを、市として今後どのように進めていくのか、見解を伺います。
最後に、活動費の支援について伺います。
現場に参加している中で、物価高騰や移動費・会場費・保険料の上昇により、活動経費の負担が年々重くなってきているという声を耳にするようになってきました。こうした負担増は、今後の継続的な活動や会員維持にも影響しかねないと考えています。
シニアクラブが持続可能な形で活動を続けていくためには、活動費補助の拡充や、物価高騰に応じた柔軟な財政支援が求められます。
以上を踏まえ、持続可能なクラブ運営のための財政支援を、市として今後どのように考えているのか、見解を伺います。
以上3点です。宜しくお願い致します。












