政和クラブ行政視察 長崎市、嬉野市

2019-02-10

平成31年2月4.5日の2日間、会派各務原市議会政和クラブの行政視察にて、長崎市、嬉野市を訪問致しました。
長崎市では、今後、様々な公共施設の更新、新幹線の開通を控え、市民の皆さまの平素の利便性の向上と共に、市外、県外から関係人口の増加に伴う多岐に渡る観点から取り組まれている「まちなかプロジェクト」についてレクチャーを頂きました。
長崎市の「まちなか」は、歴史及び文化資産の集積と商業業務・公共サービスなどの集積があり、長崎市をけん引するエンジンにあたる地域であり、九州新幹線西九州ルートの着工認可や国際船の受け入れ体制の強化に伴い、長崎駅周辺が「陸の玄関口」として、松が枝周辺が「海の玄関口」として整備が進もうとする中、長崎の「まちなか」も、これまで以上に魅力に磨きをかけて賑わいを高める必要があると考えれており、新大工から浜町を通り大浦に至るルートをまちなか軸として設定し、この軸を中心とした5つのエリアの魅力の顕在化や、回遊性を促す今後10年間の取組みを「まちぶらプロジェクト」として取りまとめ、平成25年度から本格的にハード・ソフト両面から整備を進められておりました。
関係人口の増加に取り組む場合、移住定住など市外の皆さまへの情報発信や施策となる場合が多いかと思います。
長崎市が取り組んでいる街づくりへの取り組みは、冒頭にも述べたようにまず市民の利便性の向上、街づくりへの参加意欲など、市内部に発信されているものでありました。
また、午後は核兵器の廃絶などの観点から教育委員会、被曝継承課から様々なレクチャーを頂き、本市にはない、様々な先進事例を学ぶことができました。
2日目は、佐賀県嬉野市にて先進的な議会改革についてレクチャーを頂き、地方議員の必要性が今後問われる昨今、議員として議会としてどうあるべきか再認識させて頂く視察になったと思います。
議会改革として、既に本議会にて取り組んでいる事項は数多くありましたが、議員の資質向上への取り組みは、本会派も積極的に学ぶべき取り組みであったと思います。
街づくり、平和教育、議会改革など2日間という短い期間ではありましたが、多岐に渡る先進事例を調査できたことは有意義な視察になったと考えます。
近隣でも本市にはない取り組みや本市より進んでいる事例は数多くあります。
今後の近隣など身近な自治体も積極的に調査研究を行うことに会派として取り組んでいきたいと考えます。
今回の視察を快く対応していただきました長崎市議会、嬉野市議会、各担当課の皆さま、心から感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m

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